フロッグ社 代表のどうでも良い感じのBlog

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ロードバイクを始めよう! 鍛えた身体でモテる男になる!

   

ロードバイク。それは、人力で動かす乗り物の中で、世界一速く、世界一遠くに行くことのできる、世界一の乗り物である。また、ロードバイクによるレースは世界的にも人気が高く、トップクラスのライダーにもなると、その知名度や人気は凄まじいものになる。

そう、ロードバイクは世界一格好良い自転車である故、ロードバイクに乗ればモテる男になれるのではないだろうか。

引き締まった身体、日に焼けた健康的な肌、そして闘争心が宿った鋭い眼差し。この男らしさが女性の本能をビリビリ刺激する。モテないわけがない。

モテる要素は格好の良さだけではない。ロードバイクというものは、総じて高価である(注:偽物を除く)。ママチャリやシティサイクルが2万円程度で購入できるこの時代に、ロードバイクは入門者向けでも15〜20万円、高価なものでは200万円にも及ぶ狂った世界。そう、ロードバイクとは、狂ったお金持ちのための趣味なのである。

ロードバイク乗りが纏う装備品も格好良く、ご多分に漏れず高価である。身体に密着するウェアは筋肉の鎧を際立たせ、サイクルパンツは股間を強調し、雌を誘うフェロモンを放つ。サングラスの奥では、獲物を狙う鋭い眼光がギラついている。(安全確認とばかりにキョロキョロしているように見えるが、その実態は、道行く女性を舐めるように見ているだけなのである。)

ところがどうだろう。世間一般の認識として、ロードバイク乗りの地位は低い。全然モテない。モテた試しがない。ゴルフや自動車はモテ要素が満載であるのに対し、ロードバイクは絶望的にモテないのである。
 
 
「休日は何をされているんですか?」

「ロードバイクで100kmほど。」

「バイクって、ハーレーとかですか?」

「いや、ロードバイク。世界一速い自転車。」

「(せ、世界一って。。。そのうち海賊王になる!とか言い出しそう。。。)」

「じ、自転車って健康的でいいですよねっ!」

「ちょくちょく亡くなる人もいるけど。事故、心臓発作、熱中症。」

「(あ、アカン。。。意味不明。。。)」
 
 
これが一般的な女性と、ロードバイク乗りの会話パターンである。どうだろうか、どこにモテ要素があると言うのだろうか。
 
 
「先週、熱海までドライブしてさ〜、ゴルフもしてさ〜。今度どう? オイラのBMWで。」

「素敵!(抱いて!)」
 
 
か、勝てねぇ。

ピチパンのキモいロードバイク野郎では、モテる男になることはできないのである。
 
 
■ロードバイクがモテない主な理由
・女性と一緒にロングライドを楽しめない
・楽しさが分からない
・ピチパン&ノーパンのイメージが悪い
・自転車=貧乏というレッテル
・臭そう
・キモい(またはマジキモい)
・ヤバい(またはマジヤバい)
・ウケる(またはマジウケる)
 
 
この残念な結果から、ロードバイクが趣味であることは、世間様に対してひた隠しにする方がモテる可能性が僅かながら高まるという結論に至った。このエントリーをご覧いただいた諸兄には、「趣味バレ」しないように、くれぐれも注意していただきたい。Facebook等のSNSで「100km走ったよ!」とか「新しいウェア買ったよ!」とか、安易に投稿してはならないのである。

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