【レポート】ツール・ド・東北2017 北上フォンド
皆様お疲れ様です。
2017年9月17日(日)、ツールド東北に参加しました。
2015年からツールド東北に参加し、今年で3年連続での出走となりました。
今年は、出走よりも、出走前のドタバタが印象的でした。
今年からエントリー方法が変更
昨年2016年までは抽選でのエントリーでした。
参加理由や、チームメンバー等を登録し、あとは運営の方から選ばれることを祈るだけ。
宮城県は、私の第二の故郷だと思っていますので、モリモリと熱い参加理由を書き込んできました。
私がチーム代表として熱い参加理由を書き込むことで、いつも通りの感じでエントリー通過できるのでは?と思っていた矢先、衝撃の事実が。。。
なんと、今年からは「先着順」とのこと。
yahooショッピングで誰よりも早くチケットを購入しなくてはなりません。
売り切れてしまうと、もうエントリーできないのです。
うーん、PCに張り付いておこう。
チームメンバーはどうなる?
出走を計画していたチームメンバーは私を含めて3名。
全員がチケットを購入しなくてはなりません。
チケットの発売開始時間の前にPCに張り付き、リロードしまくり。ドキドキ。
発売開始から1分もかからないうちに購入を済ませ、ホッとしていたところ、一人のメンバーから「購入OK」と連絡が入りました。
もう一人はどうなったの? 心配になってLINEを入れてみる。
返事が無い。ただの屍のようだ。
そして悲劇が訪れる。
発売開始から10分〜15分くらいで北上フォンドのチケットが完売。
あ、ダメなパターンだな。これは。
結局、一人のメンバーはチケットが購入できませんでした。
twitterでも、「チケット変えなかった!日本●ね!」的なツイートが目立ちます。
チケット購入できなかった一人のメンバーに奇跡が起こる
数日してからツールド東北の公式サイトを見ていたら、「第二次募集」のお知らせがありました。
予想ですが、チーム内に参加できないメンバーが多かった等で、キャンセルも多かったのだと思います。
さっそくメンバーに、PCの前に張り付くように伝えます。
そして第二次募集の販売開始からほどなくして、「チケット買えたよー」と連絡が入ったのでした。
これでチームメンバー3名で出走できる!よっしゃ!
車はどうするの?
昨年までは、アルファードをレンタルして移動しました。
ロードバイク2台、メンバー2名、そして私の家族が乗れるサイズだと、アルファードがちょうど良いのです。
しかし今年はチームメンバーが1名、ロードバイクが1台増えるので、もっと大きな車が必要。
そこで選んだのが「ハイエース グランドキャビン」。
旅館さんが宿泊客を送迎するような、とても大きなハイエースです。
その辺を走っているハイエースよりも幅が広く、背も高く、長いし、怖い。
ライドイベントやレースの時しか運転しないような、ほとんどペーパードライバーな私が運転できるのでしょうか。
さあ出発!
「ハイエース グランドキャビン」、やばい。めちゃくちゃ荷物が詰める。
ロードバイク3台、乗車人数6名、そしてたくさんの荷物もへっちゃら。某アニメ的に言えばHEAD-CHA-LA。
でもでかい車は怖い。普段、コンパクトカーやクーペサイズしか運転しない私にとって、この車体サイズは規格外。
ただただ、無事に到着することを祈るだけです。(祈りながらも、前は見てますよ)
台風の影響
イベントの前日、安居酒屋で食事をしていたところに、運営からのお知らせがありました。
なんと、台風の影響で、コースを大幅に短縮するとのことでした。
私たちが走る100kmコースは、65kmに短縮です。
さらに、出走中止になる恐れもあり、開催可否については当日の朝4時に最終的なお知らせが入るとのことでした。
せっかく怖い思いをしてここまでやって来たのに、走れなくなったらどうしよう。
でも、とりあえずビールお替わり〜。
イベントは無事に開催
当日は朝から雨は降っておらず、15時頃までは雨が降らない予報。
やはり日頃の行いが良いので、天候にだけは恵まれるのですね。
でも、65kmコースはあっという間に終わってしまいました。
走り終えて
年々復興していく東北の姿に、人間の持つ力を感じさせられました。
私たちが復興イベントに参加することで、どのような支援になるのか、何の役に立てるのかは分かりません。
しかし、たとえそれがちっぽけなものだとしても、何かしらの支援に繋がることに期待しています。
運営の方々、地元の方々、今年も素晴らしいイベントでした。
ありがとうございました。お疲れ様でした。
来年もぜひ参加したいと思います!