ロードバイクの熱中症対策は「塩分」と「直射日光」にあった
ロードバイク乗りの皆様、こんにちは。
夏本番に向けて、気温がどんどん上昇していますね。この時期に特に気をつけなくてはならないのが「熱中症」です。
「熱中症」の危険性が世間に認知されてきて、皆様も色々と対策をされていることでしょう。こまめな水分補給や、塩キャンディなどが一般的な対策ではないでしょうか。
しかし、私は言いたい。ロードバイクでは、こまめな水分補給は当たり前のことであり、夏場に限らずとも気をつけるべき常識です。そして塩キャンディなどという生ぬるい熱中症対策では、命を落とす危険があるのです。
ロードバイクに乗ると心拍数が高くなるので、ちょっと暑いくらいの日でも、汗でビショビショになってしまいます。水分とミネラルが失われ、熱中症リスクが高まります。
また、ロングライドでは直射日光を浴びる時間が長くなるため、必然的に熱中症になる危険が増加してしまいます。ヘルメットで頭部を守ることはロードバイク乗りなら当然のこと。それだけでは万全な対策とは言えません。
こうして考えると、ロードバイクとは、危険と隣り合わせのスポーツだと言えます。事故や落車のリスクに加えて、熱中症でも命を落とす危険があるのです。暑くても寒くても人は亡くなるのです。他人事ではありません。
だから、もっと本気で熱中症対策に取り組まないと!
塩キャンディなど生ぬるい! 男は黙って「岩塩」
ロードバイクに乗ると、すぐに汗でビショビショになりますよね。この時、水分とミネラルもドバドバと放出しているのですが、このミネラルを補給するためにシンプルな方法は、塩を舐めることです。
「塩を舐める」と言っても、食卓塩や調理塩のようなものは塩っぱすぎて舐めるのが苦痛です。恥ずかしいし。
そこでオススメするのが「岩塩」。粒が大きくて、塩っぱすぎない。岩塩の種類にもよるかと思いますが、食卓塩や調理塩よりも遥かに美味しいです。実際に、下記の岩塩は美味しいです。4〜5粒くらいを頻繁に舐めながら、ロングライドを無事に完走しました。
でもこの岩塩、結構でかいです。こんな袋を背中のポケットに入れるのは愚かしいので、ピルケースに入れて携帯しましょう。キーホルダー程度のサイズなので、全然邪魔になりません。これに満タン入れておけば、一緒に走る仲間に分け与えたとしても、十分に持ちます。例えば100kmライドなら、このピルケース1つの岩塩で、10人分くらいにはなるように思います。
日焼けは寝てしろ! 走る時は直射日光はNG!
ロングライドでは、何時間も日光に去らされます。その時の直射日光も、熱中症リスクを高めるため、できれば紫外線対策をしたいものです。
しかし、暑い時期に長袖なんて着てられない。ほとんどのサイクリストはそう思って、半袖やノースリーブのウェアを着用しています。
でもね、日本が誇る「パールイズミ」から、素敵な紫外線対策グッズが発売されているのですよ。
アームカバーって、暑そうなイメージがありますが、全くの反対です。これを着けて直射日光を防ぐ方が涼しいという不思議。汗を吸っても、速乾性なのですぐに乾き、不快感もありません。
夏のロングライドには欠かせないアイテムとなりました。
万全な熱中症対策で、楽しく安全なサイクルライフをお過ごしくださいね。