サイクリストの地位向上のために
皆様お疲れ様です。
日に日に暖かくなり、サイクリングに最適なシーズンに突入しましたね。
日帰りでも一泊でも、なんでも良いので、とにかくどこか遠くへ走り出したい!
そんな気持ちにさせる春の陽気の中、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日のエントリーは、面白みの欠片もなくて恐縮ですが、
つい先日、いつものようにロードバイクで帰宅しているときのお話です。
その日の帰り道、ある一人のサイクリストと同方向へ走る場面に遭遇しました。
似たような速度で、似たような場面で停止。
私は直感的に「同じように走るなんて、珍しいなー」と感じました。
その理由は、とても悪いことなのですが、よく目にする自転車乗りは、
「信号無視が当たり前」というスタンスで走行しているためです。
(ロード乗りで道交法を守らない人を見ると本当に悲しい)
一般的な自転車よりも速度の出るロードバイクで走行すると、
その他の自転車は大抵の場合はついてこれません。
でも、信号待ちをしていると、横をスーっと通り過ぎて、そのまま赤信号の交差点へ突入。
信号が青になり、私がスタートすると、すぐに追いついてしまう。
そんなことを何度も繰り返しながら目的地に到着するのが日常なのですが、
先述の通り、その日のサイクリストは違いました。
赤信号ではきちんと停止し、しかも横断歩道の手前でしっかりと止まる。
「それって当たり前でしょ」と思われるかも知れませんが、
この当たり前のことをしない人が多すぎます。
『自転車は軽車両であり、道交法を遵守する必要がある』
ということを忘れているのか、はたまた知らないのか、
道交法無視の自転車乗りが本当に多いのです。
日本の道路は自転車に厳しい環境にあることは周知の事実で、
道路を自転車で走るだけで、自動車乗りの皆様に迷惑をかけています。
だからこそ、サイクリストは道交法を守り、安全に務めなくてはならないと思います。
「自転車乗り=邪魔で迷惑」という認識を脱却しなければ、
サイクリストにとって都合の悪い法改正がどんどん進むことでしょう。
それは、サイクリストにとっての明るい未来を途絶えさせてしまうことになるのです。
・車道逆走
・信号無視
最低限、これくらいは守りましょう。
もし守れないのならば
・全ての道路を逆走する
・全ての信号を無視する
上記を貫き通してください。(できるものならば)
サイクリストの地位向上は、皆様の日頃の行動の積み重ねに委ねられます。
「ルールを守らない=格好悪いこと」という認識が根付くことを切に願います。